八十島プロシードではハイエンド機種からハンディスキャナーまで多種多様なスキャンデバイスを自社で保有しています。スキャンとデータ化に関するあらゆるご要望に対応しています。
実物のスキャン | スキャン対象物に精密なフリンジパターンを投影し、対象物の形状により変形するフリンジのパターンをCCDカメラで撮影し、処理することで、対象物の三次元形状を容易かつ高速にデジタル情報化します。 |
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データの最適化 | スキャンしにくい部位で、データ抜けなどがあった箇所については、ハイスペックなデータ修正用ソフトウェアにより修正および編集を行います。その際に、お客様の不要な箇所を除去したり、データを軽く、面をきれいにするなど、お客様のご要望に合わせ、使いやすいデータに編集いたします。 |
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3Dデータ(STLデータ)の完成 | 3Dスキャンにより作成されるデータのファイル形式はSTLデータとなっています。ご要望に合わせて、3D CADで使用できるファイル形式に変換してお渡しすることも可能です。 |
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実物のスキャン | X線源とX線検出器の間にワークを設置し、ワークを回転させることによりあらゆる角度からX線を照射し、ワークを通過したX線透過データを収集します。 |
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断層画像の構築 | 収集したX線透過データより、3方向からの断層画像を抽出します。 |
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Volume Rendering | 連続した断層画像を三次元空間上へ立体的に表示します。 |
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3Dデータ(STLデータ)の 完成 | Volume Rendering により構築した3次元形状を、様々な用途で活用できるよう3Dデータ(STLデータ)化します。 |
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スキャンデータをベースに、3Dデータ(STL)の作成や3DCAD上で加工可能な中間ファイル(IGES/STEP)への変換など3Dデータ化に関するあらゆるご要望に対応し、信頼性の高いデータをご提供いたします。
また、3Dデータはリバースエンジニアリングやモデリングにも活用が可能です。
文化財など、展示したくても実物の展示が難しいものは、非接触の3Dスキャンによりデータを作成し、そのデータを元に造形したものに着色を施し、展示物として利用することがあります。この茶器は、そのイメージサンプルとして作成した製品です。
CAD/CAMや構造解析に活用できるよう3D CADデータ化を実施。内部構造や異なる材質の部品も正確に再現できます。次世代の3Dテクノロジーにより、設計開発の新たな領域への挑戦が可能となります。
成型品など、製品完成後に不具合のあった場合に、金型の設計データを変更すべきか、あるいは元の設計データの変更が必要なのか、検証しなければいけないケースが発生します。
八十島プロシードでは、自社での製品製造における高精度加工の際、お客様への納品時に、その精度保証のための検証データを作成してまいりました。
その製品製造および完成品の検証の歴史において培ってまいりました検証ノウハウを、お客様の製品の検証に活かしてご提案させていただいております。
実際の設計CADデータと完成品である実製品の3Dスキャンデータの実質の誤差はその2つのデータを重ね合わせ、カラーマップを作成することによりあらわすことができます。
精度要求の高い製品に関しては、画像測定機および三次元測定機により、スキャンデータよりもさらに精度の高い数値を出すことが可能です。
また、お客様のご予算に合わせて、2次元での測定も承っております。
外部からは確認できない内部構造やボイドをX線を照射することで製品を壊すことなく確認することができます。
成型不良の原因となるボイド(空洞)を観察します。ボイドは製品の強度を低下させる可能性があるため、設計段階での早期発見が重要となります。
3Dスキャンでは観察できない製品内部や断面の形状を可視化することができるため、カラーマップを用いた複雑な形状の比較検証も可能となります。
ハンディスキャナーを用いて、出張スキャニングを行っています。
デモなどにも対応いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。