FA・ROBOT FA・ロボット分野

FA・ROBOT協働型ロボット

FA・ロボット分野

3Dプリンターだから実現できる内部形状

非接触対策が進み、協働型ロボットの需要の高まりに比べて、ハンドの既製品での選択肢は多いとは言えません。
八十島プロシードでは、ワークに合わせ、理想的な3Dプリント製ハンドをご提供いたします。
取付部もロボットの形状、機構に合わせて製作でき、ご要望によって内部に銅線が通る細かな穴まで再現できるのは3Dプリントならではの強みです。

加工方法

3Dプリント:HP Multi Jet Fusion(マルチジェットフュージョン方式)

材質

PA12(ナイロン12)

サイズ

230×80×30(mm)

お悩み・ご要望

お悩み

  • 非接触対策を進める中で、人と人との接触を避けたい
  • 既存ロボットに取り付けるハンドがほしいが、既製品ではない
  • 既製品をカスタマイズするには時間がかかり、予定している日程に間に合わない

ご要望

  • 店頭などで人と直接触れ合うため、破損せず、耐久性も必要
  • 現在使用しているロボットに取り付けが可能で、ワーク(コーヒーを入れた紙カップ)にも合うハンドがほしい
  • 店頭設置日程に間に合うよう、短納期で製作したい

ご提案

写真提供:株式会社QBIT Robotics

3Dプリンターの中でも特に異方性が少ないHP Multi Jet Fusion(以下、MJF)で製作することで、充分な機械的強度と耐衝撃性を実現し、店頭でも使用できる強度を実現しました。
内部にφ2.5の配線穴を施すなど、3Dプリンターだからこそできる自由な設計と、店内の雰囲気に合わせた塗装でデザイン性も兼ね備えたハンドを製作いたしました。
他に、アルミで製作した場合(307g)に比べて、重さは約1/3(114g)となり、アームへの負担軽減にもつながりました。