社員・仕事を知る

そのブレイクスルーが、世界を変える。

技術 濱地晃平

本部テクノロジーセンター 2014年入社
九州大学 大学院総合理工学 物質理工学専攻 修了

社内でただ一人の化学系出身者

現在取り組んでいる主なテーマは、手術トレーニング用シートの材料開発です。「電気メスで切開できる模型を」という医療現場のニーズから生まれたこの樹脂シートは、PVA(ポリビニルアルコール)という高分子材料を複数組み合わせて、八十島プロシードが独自に開発した製品。実際の筋肉や臓器の質感により近づけるために、日々実験を繰り返しています。
学生時代も実験三昧でした。大学院では錯体化学(無機化学の根本領域のひとつ)をベースに、メモリやハードディスクに応用できるような新しい機能性物質の研究に取り組んでいました。専門領域が異なる八十島プロシードに入社したのは、最先端の3Dテクノロジーによる医療分野への挑戦や高い造形技術に興味を持ったため。また、新材料の開発にも力を入れているという話を聞き、化学の知識を
活かした新しいチャレンジもできるのでは、と感じました。
ちなみに当社では今のところ唯一の化学系出身者です。

理解は深く、視野は広く

八十島プロシードを支える切削加工技術についてはまったく知識がなかったので、工場研修では毎日が新しい発見の連続でした。ひとつの製品が完成するまでの複雑な工程に驚きましたし、社員一人ひとりが自信を持って仕事に取り組んでいる様子を見て、自分も早く一人前になって活躍したいと思いました。
そんな前向きな気持ちで研修を終えたものの、配属されたNextMED開発室(現 神戸支店)では3Dプリンターや3Dスキャンなどの最先端機器や開発技術、医療について膨大な量の知識を覚えることに。最初は先が思いやられましたが、ただ、少しでも早く理解を深めたいので、毎日時間を決めて勉強しています。何時間あっても足りないぐらいですが、これまでの専門以外の幅広い視野でものごとをとらえる力を身につけることで、少しずつ成長していく自分を実感
しています。

専門の枠を超えた活躍を

ラボでの実験は予測通りにいかない、思った成果が出ないことの方が多いですね。それでも、「どうブレイクスルーしていくか」ということを自分なりに深く考察することは楽しく、この仕事の魅力のひとつです。一方で、開発中の材料を医療以外の分野で生かすことはできないか、PVAに替わる材料で新しい提案ができないかなど、さまざまな可能性を探るディスカッションを社内で活発に行なっています。
将来的にはデータ作成や造形に関する知識を習得し、開発の枠を超えてオールラウンダーとして活躍できる人材になりたいと考えています。また、今は先輩と私の二人だけのチームなので、新しい仲間が増えるとうれしいですね。いつか後輩を迎えることができたら、頼れる先輩としてしっかりサポートしたいと思います。

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