社員・仕事を知る

理想のかたち、新たな価値をこの手で。

技術 井上準士

本部テクノロジーセンター 2008年入社
滋賀県立大学 工学部 システム工学科 卒業

理想のかたち、新たな価値をこの手で。

NextMED開発室(現 神戸支店)に配属されるまでの約5年間、滋賀工場の生産技術グループに所属し、切削加工をはじめ品質保証や生産管理といった業務に携わっていました。切削は大学の実習で経験済みだったものの、使用していたのはハンドルで回す簡単な工作機。工場で扱うのは数値制御された最先端の装置ですから、最初の1ヵ月はマニュアル片手にプログラムを猛勉強しました。
お客様から受注した製品をはじめて手がけた時は、自分が構築したプログラムに間違いはないか、プログラム通りに形が仕上がるのか、不安で頭がいっぱいになり、その製品が何の目的でどこに使われるものなのかは二の次という状態でした。今思えばとても単純な形状なのですが、無事に仕上がりお客様に納品された時の達成感は、今でも鮮明に覚えています。

未知の可能性が広がる3Dの世界へ

生産業務や製品への理解が深まり、周りから信頼も得られるようになった頃、NextMED開発室(現 神戸支店)に異動となりました。素材の状態から製品を形作るという純粋なものづくりに魅力に感じて入社したので、工場ではイメージ通りの仕事ができている、という手応えがありました。それだけに戸惑いがなかったわけではないのですが、新しい分野にチャレンジできる喜びの方が大きかったですね。現在は主に、3Dスキャンや CADを駆使したデータ作成や3Dプリンターで出力するためのデータ作成に取り組んでいます。たとえば、お客様からお預かりした製品をスキャンし、そのスキャンデータを元に3D CADデータを作成するなど。製品は医療関連から工業関連までさまざまです。先日はエンジンのファンのデータ作成を行ないました。
3Dはまだ確立されていない未知の分野です。ソフトウエアひとつとっても、数ある中からどれを選べば目的にあったデータが得られるのか、絶え間ない情報収集と試行錯誤の中で解を導き出すしかありません。手応えというにはまだほど遠いですが、「自分の力で新しい可能性を切り拓いている」という実感があります。

先輩に学ぶエンジニアのあるべき姿

最近は学会で3Dプリンターの活用法についてプレゼンテーションを行なったり、営業担当者と同行して直接お客様に説明をするなど、業務の幅が広がっています。また、設計データとスキャンデータの差異を比較検証した解析データの提供など、製品の開発プロセス=ものづくりの上流においてお客様の課題解決のお手伝いをする機会も増えています。
毎日が同じことの繰り返しではなく、多様な仕事の中でそのつど異なる壁が立ちはだかります。忙しい日々ですが、先輩や上司がそうであるように、問題があればどこまでも徹底的に追究し、お客様の目的の本質を察知してあらゆる要求にこたえられるエンジニアに成長していきたいと思います。

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