PROCESSING TECHNOLOGY 切削加工技術

PROCESSING TECHNOLOGY切削加工技術

歴史に裏付けられた技術がある。

80余年に亘る樹脂加工の歴史の中で培ってきた高精度樹脂切削加工技術をご紹介します。
高機能性樹脂材料の特性や加工形状に基づいた加工工程、加工条件を選択し、お客様のご要望に合った樹脂製品の加工を行います。

加工技術のご紹介

高精度・精密加工

寸法精度にバラつきのない、非常に細かい溝加工を実現

  • 上部は0.5mmのシャープペンシルの芯です。

  • 拡大写真(100倍)

全溝測定結果

単位 : mm

ピッチ溝幅
平均0.3890.238
最大0.3910.240
最小0.3860.234
最大 – 最小0.0050.006
標準偏差0.00090.0014

※外部機関にて測定

材料

PEEK

サイズ

20×0.5×0.5 mm

加工ポイント
  • 極小サイズの材料に、幅0.25mm、深さ0.25mmの溝を30個加工。
    溝ピッチのバラつきは、30溝すべて5μm以内を実現。
  • μ単位の精度検証を可能にする検査体制。

自由曲面加工

極小で非常に薄い肉厚の複雑形状を実現

材料

PEEK

サイズ

φ11×20 mm

加工ポイント
  • 肉厚 0.3mmの羽を加工。加工時の破損や亀裂、変形などの発生を考慮し、加工条件を選定することで、肉厚の薄いR曲面の綺麗な仕上がりを実現。

表面仕上げ加工

μ単位での平面度、鏡面仕上げ(研磨)を実現

材料

PEEK

サイズ

φ60×10 mm

加工ポイント
  • 表面仕上げ加工のひとつであるポリッシング加工により、
    面粗度 Ra 0.01μm、平面度 0.005μmの鏡面仕上げを実現。
    樹脂材料の特性や形状に合わせて加工条件を選定することで、
    μ単位での面粗度向上が可能。

表面仕上げ加工(あらさ制御加工)

大学の機関と共同研究により確立された「自由曲面のあらさ制御加工」を実現

材料

PPSU(医療用グレード)

サイズ

55×20×10 mm / 65×45×15mm

加工ポイント
  • 従来の職人技を数値化することで、樹脂材料の特性に合わせた加工条件を選定し、切削加工のみで求められる表面性状を実現。
  • 研磨なしでの面粗度Ra0.09μmの超精密加工は、振動や温湿度など外的要因に左右されやすいため、「振動防御床構造」や「温湿度コントロール」など最適な加工環境を完備。

溶接・溶着加工

切削加工だけでは対応できない様々な形状を実現

材料

PEEK

サイズ

φ25×55 mm

加工ポイント
  • 製品内部に加工が施されている、切削加工のみでは対応できない形状を加工。
  • 耐熱温度の高いPEEKの溶接加工は、非常に困難で特殊な技術が必要となるが、長い歴史の中で培われたノウハウにより、熱による変形を抑えた高精度かつ溶接面の仕上がりが綺麗な加工を実現。
  • 溶接部に発生するボイドなどの欠陥を除去し、強度を保持。
材料

PEEK

サイズ

350×200×200 mm

加工ポイント
  • 加工用材料の規格サイズを超えた大きな形状を加工。
  • 切削加工による大きな材料ロスを考慮。
  • 耐熱温度の高いPEEKの溶接加工は、非常に困難で特殊な技術が必要となるが、長い歴史の中で培われたノウハウにより、熱による変形を抑えた高精度かつ溶接面の仕上がりが綺麗な加工を実現。
  • 溶接部に発生するボイドなどの欠陥を除去し、強度を保持。

アセンブリ加工

樹脂単体の加工にとどまらず、他部品(他材質)とのアセンブリにも対応

材料

PEEK(ガラス繊維強化グレード)

サイズ

600×150×30 mm

加工ポイント
  • 金属、ゴムの各種部品をアセンブリ後、エポキシ封止。材料調達から部品加工、アセンブリまでを一貫して対応。